積極レースで代表へ名乗り=藤原、悪夢振り払う力走−びわ湖毎日マラソン

6日に32歳となるベテランは楽しみに待ちたいと目を輝かせた。 一般参加ながら、2010年の東京マラソンで優勝経験がある。  最後はこん身の力走だった。

37キロすぎ、アフリカ勢がスパートをかけた。しかし、故障のため欠場。

中大時代に出場した03年大会。 代表となって10年前からの悪夢を振り払えるか。

3位には3秒及ばなかったが、2時間8分51秒で日本人トップの4位となり、世界選手権代表へ名乗りを上げた。 藤原にはレースに懸ける特別な思いがあった。2時間8分12秒の学生最高記録をマークし、世界選手権の代表となった。序盤から先頭集団でレースを進めた。山本、石川が遅れる中、藤原は苦しかった。37キロのところを改善して世界で戦いたいと振り返った。

湧き出る攻め、逆転勝利=大宮、昨季から続く無敗−Jリーグ

 毎年J1残留争いを続ける大宮。

しかし、大宮はボールを奪ってから素早く攻めて流れを引き戻す。しかし昨季は11戦無敗でシーズンを終え、今季も開幕4試合負けなしとなった。

昨季途中に就任したスロベニア人監督のサッカーが浸透しつつある。これを継続してやっていけば上に行ける。終盤には、右サイドを抜け出した新人富山が自ら豪快に決めてダメを押した。 8分にはドリブルで縦を突いた長谷川からゴール前まで進入したセンターバックの高橋につなぎ、最後はノバコビッチが勝ち越しゴール。早く仕掛けるように監督からも言われている。鹿島が対応できないことは分かっていた。大宮が鹿島を後半圧倒し、鮮やかな逆転勝ちを収めた。青木は上位争いを見据え、確かな手応えを感じている。

ベルデニック監督の青写真通りに、速攻を繰り出した。 今季3戦負けなし同士の対戦。

国際社会無策に怒り=欧米敵視、日本も批判−シリア

市民は政府軍が撃ち込むスカッド・ミサイルなどがいつ直撃するか分からない恐怖の中で暮らしている。 内戦の長期化で市民が頼れるのは、反体制武装組織だけというのが現実だ。市民は死と隣り合わせだ。  シリア内戦の死者が7万人を超す中、流血を止められない国際社会の無策にシリア国民の怒りが高まっている。

これだけ死んでいるのに、何度も非難することに何の意味があるのかと怒りをあらわにした。

 北部アザズの反体制派の一人、シャーディさん(27)は国連はアサド政権の残虐行為を非難するばかりだ。北部に入った初日、近くで響く砲撃音に底知れぬ恐怖を感じたが、日数の経過とともに異常な世界に慣れていく面もあった。なぜわれわれを見殺しにすると訴えた。米政府がテロ組織に指定する反体制イスラム武装組織ヌスラ戦線について人々に問うと、皆ヌスラ戦線が大好きだ。 記者はアザズ周辺や北部要衝のアレッポを訪れた。

シリア北部の対トルコ国境に設置された避難民のキャンプで暮らすザカリヤ・アフマドさん(35)は語気を強めた。 シャーディさんは日本はシリア大使館を閉鎖しないのか。 欧米がアサド政権を打倒しようと思えば、24時間でできるはずだ。長引く内戦は確実に過激思想を助長していた。欧米と共に日本もアサド政権の暴力を容認していると批判の矛先が向かっていた。イスラムというだけで、米国はテロリストのレッテルを張るなどと似たような答えが返ってきた。だが、スカッドらしきミサイルが数キロ先に着弾した際の衝撃波や爆発音は、今も脳裏を離れない。アサド政権崩壊はイスラエルにとって不都合だから、われわれは見捨てられた。

安倍首相、衆参ダブル選狙う?=周囲が発信、民主警戒

区割り変更法案の施行は公布から1カ月後。憲法改正が選挙の争点に浮上する中、改憲への賛否が割れている民主党を揺さぶる政権側の思惑もあるとみられる。自民党が政権奪還を決めた昨年12月の衆院選での1票の格差に関し、各地の高裁・支部で違憲判決が相次いだことについて、首相に近い政府高官は最近、周辺にこう語った。 法案は、野党多数の参院で否決されても、衆院の3分の2以上の賛成で再可決し、成立させることができる。 もっとも、想定される参院選日程(7月4日公示、同21日投開票)を前提とすれば、日程は窮屈だ。輿石東参院議員会長は9日の記者会見で『時間がないから(定数削減は)いい』ということは許されないと強調した。ただ、民主党は、ダブル選への警戒もあり、衆院議員定数の大幅削減を主張するなどして参院採決には時間をかける構え。

同日選の投開票を7月21日とするためには衆院選公示は同月9日で、法案を6月9日までに成立させる必要がある。自民、公明両党が3分の2を超える衆院勢力を有している上、日程的なハードルもあり、実現性を疑問視する向きも多いが、首相の周囲からはダブル選をにおわせる発信が目立つ。 内閣の正統性を疑われている。 また、関係者によると、自民党の石破茂幹事長が4月1日に東京都内で民主党の前原誠司元外相と会談し、ダブル選の可能性に言及した。衆院小選挙区を0増5減して区割りを変更する公職選挙法改正案を成立させて格差を是正した上で、速やかに国民に信を問い直すのが望ましいとの考えを示したものだ。民主党内では同日選をやってきそうな動きが首相官邸にある(若手)と警戒感が募っている。 首相は野党時代の昨年9月、月刊誌への寄稿で参院の改選期に合わせて、3年ごとに『衆参ダブル選挙』を実施する案を提起したこともある。 安倍晋三首相が高い支持率を維持する中、夏の参院選に合わせて衆院を解散し、衆参同日選(ダブル選挙)に打って出るとの臆測が政界に流れている。

  ダブル論の背景には、高支持率が続いていれば自民党が大勝できるとの計算がある。

イラク戦支持の検証置き去り=自衛隊派遣の拡大志向−安倍政権

独立調査委員会を設置して中立的な検証を行った米英両国やオランダとは大きな違いがある。

 検証が置き去りにされる中、野党の有志議員が19日、第三者委員会による検証を求める集会を議員会館で開いた。開戦の根拠とされたイラクの大量破壊兵器は結果的に発見されなかったが、日本の取った行動の検証は開戦から10年たった今日まで十分には行われていない。憲法9条との整合性も問われたが、小泉純一郎首相は自衛隊が活動する地域は非戦闘地域だと、開き直りとも取れる主張で押し切った。

また、みんなの党の江田憲司幹事長は同日の記者会見で総括をせず、うやむやで終わらせるのは嘆かわしいことだと政府を批判した。 07年の空自派遣延長の際には、衆院特別委員会が開戦支持の判断について検証を求める付帯決議を採択。 日本政府は、米国が主導した2003年のイラク戦争を開戦後直ちに支持、その後、紛争が進行するイラクに陸上、航空両自衛隊を派遣した。自衛隊海外派遣を可能にする恒久法についても、自民党の石破茂幹事長が公明党に再検討を呼び掛けている。復興支援名目で陸自、輸送支援で空自をそれぞれイラクに派遣し、アジア太平洋地域の平和と安全確保を主眼とする同盟のカバー範囲を地球規模に広げる形となった。しっかりと検証して歯止めをかけることが議員の役割だと訴えた。 菅義偉官房長官は19日の記者会見で、大量破壊兵器の存在を確認できなかった事実は厳粛に受け止める必要があるとしながらも、開戦時の判断が妥当だったかどうかは専門的な歴史の検証に委ねたいと、政府が主体的に検証に取り組むことには消極姿勢を示した。 03年当時、フランス、ドイツ、ロシアが開戦に反対するなど主要8カ国(G8)でも意見が割れる中、小泉政権は世界の中の日米同盟を掲げ米国を支持。 安倍政権は、日米同盟を強化した小泉政権の路線をさらに発展させ、集団的自衛権の行使容認など自衛隊の役割拡大に向けた検討に力を注いでいる。岸田文雄外相も会見で新たな検証は考えていないと言い切った。

だが、自民党政権が率先して検証を行うことはなかった。

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